「会長の談話室」に既に掲載しておりますが、茨城県自衛隊家族会の地区会に是非令和7年度に推進していただきたい3つの事柄について情報発信いたします。
ご協力をお願い申し上げます。
1 自衛隊家族会の会員の種別について
2 メールアドレスの登録について
3 自衛隊家族支援への協力について
目次
1 自衛隊家族会の会員の種別について
会員の種別には①正会員、②賛助会員、③名誉会員の合わせて3つの種別がありますが、いくつかの地区会には通常より多くの賛助会員の方がおられると聞いています。
また、この賛助会員の条件を「家族に自衛隊員がいない会員」であると思っている方、または、その考え方で今も種別を行っておられる地区会もあるようです。
しかし、それは誤った行為となります。先ず、「(公社)自衛隊家族会の定款の第8条(種別)」及び「県自衛隊家族会の会則第5条(種別)」には、次のように記載されています。
(1)正会員:本会の目的に賛同して入会した自衛隊員の家族及びその他の個人
(2)賛助会員:本会の事業活動を支援するために入会した個人又は法人若しくは団体
これによりますと、「正会員」は「本会の目的に賛同して入会すること」を求めていますが、その対象は「自衛隊員の家族及びその他の個人」となっており、必ずしも自衛隊員の家族である必要はありません。
また、「賛助会員」は「本会の事業活動を(資金を提供し)支援するために入会」した「個人又は法人若しくは団体」となります。
2 メールアドレスの登録について
茨城県自衛隊家族会では従来から他の組織と同様に連絡・調整・情報提供等の手段に文書の郵送または電話を使用して参りました。しかし、お分かりの通り、①文書の郵送では多くの時間・経費等がかかり、②電話は軽易にできますが、郵送と同じく多くの通信経費が必要な
ばかりか、相手次第では電話に出て頂けなかったり、連絡内容も正確に伝わらない場合があります。これらに比べると、③電子メールは一度に多数の相手に文書等を迅速に送信でき、通信経費も極めて安価で、かつ、正確な情報をお伝えすることができます。
また、今、電子メールの登録を推進する理由は次のことにあります。
私は県会長として、県下の正会員の皆さんへの情報提供の時期・内容等は平等でなければならないと考えています。昨年、6月に「茨城県自衛隊家族会」のホームページを開設し、各種の情報を掲載して参りました。しかしながら、ホームページへの訪問者数は次第に多くなっているとはいえ、まだまだ一部の会員に限られており、多くの会員の皆さんは恩恵を受けておられないと思っています。
このために電子メールが最も有利な情報伝達手段と考えています。ホームページは、常時開設していますので、いつでも閲覧することはできますが、常に個人にとってタイムリーな情報に出会うとは限りません。このため、毎日ホームページを閲覧することは合理的でないと判断され、ほとんど訪問されていない方も多いと思います。
このため、ホームページに重要情報を掲載したときに、関係会員に電子にてお知らせしたいと考えています。
3 自衛隊家族支援への協力について
「自衛隊家族支援協力」という事業が始まった経緯は「平成23年3月11日に発生した東日本大震災」にさかのぼります。この時部隊は隊員家族が被災した状況下で災害派遣されました。当然、自衛隊の部隊力には限界があり、また、公共性の保持の観点からも家族を優先することは許されるものではありませんでした。この結果、十分な家族支援が出来なかったことによります。
それで、これを少しでも改善するため、自衛隊は、大規模災害等の際の共助(助け合い)の一環として、自衛隊の活動に理解ある私達自衛隊家族会等の関係部外団体に協力を要請されるようになってきました。
この際、自衛隊の家族支援の目的は「各種事態等への対応に際し、隊員が家族に関して後顧の憂いをなくし、安心して任務に邁進できる態勢を確立する。」となっております。
では、私達、自衛隊家族会の「家族支援協力」の目的は何かと言いますと、私達はあくまで「隊員家族に対して自衛隊が実施する家族支援を補完して、自衛隊の活動のバックアップを行う。」ことにあります。
また、何故、私達自衛隊家族会が先頭だって協力を行うかと言いますと、自衛隊家族会は、先ず「子弟が自衛隊員である会員または活動に賛同する会員からなる組織」、次に「隊員ご家族の居住地域に近い会員が協力者となるためその地域に明るい」、「色々な職業・特技を保有する会員がおられ協力の幅が広い」等の特性を持つ団体であり、「自衛隊家族支援協力」を行う部外団体としてふさわしい条件を有しているからです。
協力の内容には次のようなものがあります。
〇部隊等による確認ができない隊員家族の安否確認(最優先)
〇生活支援(隊員と隊員家族間の連絡支援、買出し、子供の一時預かり等)
〇介護支援
〇その他
最後に協力者になったとして、「申し出た協力内容を実施できなかったらどうなるのですか?協力を申出た会員の責任になるのではないか?」と思う方もおられると思いますが、その心配はいりません。協力を申出る自衛隊家族会員の皆さんは対象となる隊員ご家族の近傍に居住されているわけですから、当然自らも被災する場合があると考えられます。この場合は、協力ができる状況にありません。これは自衛隊でも承知されていますのでご安心ください。
どうか、状況が許せば、協力しても良いとお思いの方は是非、家族支援協力者への登録をお願い致します。
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どうか、状況が許せば、協力しても良いとお思いの方は是非、家族支援協力者への登録をお願い致します。
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